1月26日に総合技術科3年生の課題研究発表会が行われました。
この課題研究発表会は、総合技術科3年生が、グループで課題を設定し、これまで学んできたことをもとに課題解決に取り組んだ成果を発表する会です。
毎年、総合技術科の1年生、2年生の他に、中学校3年生も参加しています。
今回は、システム工学類型、情報工学類型、環境工学類型の各類型から10グループが発表しました。
コンクリートを使って誰かの役に立つものを作りたいという思いから、災害時に役立つ「かまどベンチ」を製作したり、QRコードを活用してクイズを作成し、清陵祭で来校者にクイズに挑戦してもらうことで清陵を知ってもらおうとしたり、大量発生するカメムシの生態を調べてカメムシを捕獲するシステムを作ったりと、さまざまなテーマの発表で大変興味深かったです。
研究は、成功するものばかりではなかったようですが、失敗から学び、さらによりよい研究にしていくためにどうするか、グループで試行錯誤しながら取り組んできたことが分かり、後輩たちの今後の研究にも大いに参考になると思いました。
今回の発表で、1位になった「清陵なおすんジャー!!」チームは2月に行われる全県大会に出場します。このチームのメンバーは、全員野球部であり、減少傾向にある野球人口を増やすために練習で使うことができるティースタンドを製作し、本校野球部と横手市6校の中学校に寄贈しました。この他にも、なべっこで使用するガンガンを直してくれたり、3Dプリンターを使って給食で使う学級の札を作成してくれたりと、学校、地域へ自分たちの学びを生かす姿が素晴らしいと感じました。