今年は全県総体が県南を会場に開催された。横手ふるさと村ドーム劇場を会場に

総合開会式が開催されました。地元の高校生を代表して本校の髙橋生徒会長が

全県の代表に向けて歓迎のあいさつをしました。

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以下あいさつの全文です。

 

「つかみ取れ 輝く栄光 夢への切符」のキャッチフレーズのもと、第64回秋田県高等学校総合体育大会が県南地区を主会場に盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。そして、各地区の予選を勝ち抜き、見事に本大会への出場を果たされた選手の皆様、おめでとうございます。

選手の皆様が同じ志を持つ仲間たちと共に、汗と涙を流し努力してきた日々は、高校生活を有意義にし、充実させてきたと思います。度重なるつらい試練をくぐり抜け、地区大会を勝ち進んでこられた、皆様の「仲間との絆」はこれまでで1番、強固なものになっていることでしょう。それを遺憾なく発揮してください。そして、学校代表、地区代表として出場していることに誇りを持ち、自分たちが磨き上げてきた技や力を出し切ってください。皆様の白熱した戦いを期待しています。

さて、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の開催がせまり、今日スポーツへの関心が日本中で高まっています。オリンピックは古代ギリシアのオリンピアが始まりとされ、「聖なる休戦」という期間に開催されていました。現在も平和の祭典として4年に1度、各国から選手が一同に集まり、熱い戦いが繰り広げられます。近年、グローバル化の進展はめざましく、私たちは将来の日本を背負っていく者として、さまざまな国の文化や考え方を受け入れ、1人1人が主体性をもっていく必要があります。高校での部活動で身につけた礼儀や人との付き合い方、力強い精神力は、これからの社会を生き抜く上で、かけがえのない強みとなるでしょう。また、ここ秋田県ではチャレンジデーへの取り組みや、地元に根付いたプロスポーツチームの活躍が、多くの県民へスポーツの楽しさと夢や感動を与えてきました。この場に集う選手の皆さんの中にもオリンピックを始めとする国際舞台への出場を目指している人は多いと思います。是非、スポーツで秋田県のみならず、日本全体を活気づけ、多くの人に夢と希望、そして感動を与えて欲しいと思います。本大会を、日本の未来を創っていく私たちの大きな第1歩になるよう共に盛り上げていきましょう。

最後に選手の皆様の活躍をお祈りし、歓迎の言葉といたします。

 

平成30年6月1日

秋田県立横手清陵学院高等学校 髙橋 想奈